2022年1月4日、飛香台に移動した常滑市役所新庁舎での業務がスタートしました。同じ知多半島にある大府市や武豊町の庁舎は旧庁舎を取り壊し、同じ場所に立て直しをするパターンですが、常滑は庁舎を変えるごとに場所を移動しています。旧庁舎のキャパシティの問題か、海近に市の中枢を構えることがこれ以上憚られたのかわかりませんが、市内をぐるぐるしている。
　下の写真をご覧いただきたいですが、なにや古そうな建物に常滑市役所の看板が掲げられています。なぜ？と思いますが、実はこちら旧旧庁舎で未だに現存しています。詳しいことは不明ですが、常滑が市となったのが昭和29年（1954年）のため、その頃の建物かもしれません。通常看板くらい外しそうですが、そのまんまのところが面白いものです。今は倉庫とのこと。隅には昭和の字体で描かれた催し物の看板が放置され、レトロ心をくすぐられます。