フランク・ロイド・ライト?
タイルコラム
2016年07月29日
今日は、タイルの復元ではありませんが、当社の職人が遊びで造ったペン立てを紹介します。
一般の人が一見しても、焼物で造ったただのペン立てですが、建築に興味のある人の中には、ピンとくる方がいらっしゃします。
当社のショールームの片隅に置いてあるのですが、工場見学や製品検査でお越しになる設計士の方などは、「あっ ライトの帝国ホテルですね!」と反応をされます。
もちろん、旧帝国ホテルのペン立てなんてありませんし、こんな形状のタイルも使われてはいないのですが、色合いや風合いと、ちょっとしたディテールで、好きな人には分かってしまうようです。
因みに、旧帝国ホテルは中央玄関部分のみとなりますが、明治村に移築されて残っていますので、中に入って装飾を見て頂くと、「なるほど!」っと思ってもらえると思います。