タイルの厚み
タイルコラム
2022年11月02日
現場でタイル採取です。補修タイルを製作する際、形状と同じく大切なのがタイルの厚みです。
新築では平滑な面に張るタイルも、補修ではタイルを斫ったあとなどに張ることも多く、
元のタイルより厚くなってしまうと下地作りに時間がかかってしまいます。
薄すぎても下地を盛らないといけないので、それも大変です。
現物タイルに合わせて作ればよい話ですが、厚みがわからない時もあります。
というのもしっかり壁に付いたタイルを採取すると、タイルの表面だけ剥がれてしまうのです。
破壊すれば採取できますが、見本焼きを作る側としては可能な限りきれいな状態で持ち帰りたいものです。