復元赤れんが

復元赤れんが

明治30年創業の現存する日本一歴史あるれんが工場とタッグを組んだ新しい復元プロジェクト、復元赤れんが。

国産煉瓦の産地、西三河地方。矢作川の堆積土、良質な三河粘土が産出する産地として、文明開化の明治時代より、国産れんがの供給地として時代を重ねてきました。

煉瓦以外にも三州瓦など、建築材料で使う焼き物の産地として、現代まで時代を紡いでいます。

復元赤れんがの特徴

明治時代の煉瓦は、石炭を使い高温で焼く製造方法で作られています。

現在の煉瓦は、色むらをなくし、形状を均一化する製造方法になり、古れんが独特の風合いがなくなっています。

今回、復元赤れんがの特徴は、焼き上げる際、古いれんがのような大きな色のバラつきを出すために、昔の窯の雰囲気を再現する積み方を行い、自然な焼きむらが出来るようにしています。また、経年変化による形状の変化、風合いなどを再現するために“タンブル加工”という、ミルの中でれんがの角を落とす加工を行っていることも特徴です。

 

外壁に使用している赤れんがが欠けてしまった、昔ながらの風合いを持った赤れんがが欲しい、そんな声に、復元赤れんががお応えします。