タイルを巡って・・・
タイルコラム
2020年09月23日
9月も終盤に差し掛かり、随分と涼しくなって参りました。
朝夕は肌寒く感じることさえ増え、秋が近いことを肌で感じられます。
こちらは近代建築遺産として京都市登録有形文化財に指定されている「1928ビル」です。
昭和3年(1928年)に毎日新聞社京都支局ビルとして建築され、竣工から70年後の1998年に
新聞社の移転に伴い文化的拠点としてリノベーションされたそうです。
今回はそのビルの地下にお店を構えている【 アンデパンダン 】をご紹介します。
床にはモザイクタイルが敷き詰められ、どこか懐かしい雰囲気が感じられます。
なかでも注目したいタイルは柱や壁にまかれているこちらのタイル!
うっすら見える布目生地に、赤やコバルトブルーなどが発色し
一枚ごとに異なる表情が、焼き物ならではの味をだしています。
薄暗い店内とも相性はバッチリで、お店の雰囲気をより一層良く演出してくれております。
ランチタイムにお伺いしましたが、パエリアは絶品でした!
京都に行った際には、また行きたい素敵なお店です。