釉薬でデザイン
復元事例
2020年08月18日
理想の雰囲気を求めて試行錯誤するものの、なかなかうまくいかないのが焼き物です。
今日は古き良きタイルの再現を試みます。
こちらは約40年程前に製作されたマーブル模様のタイルです。模様は釉薬で再現されており、異なる色が何層にも連なっています。練込のような固形であれば、1層ずつ確実に重ねれば多重な層ができそうですが、液状の釉薬はとにかく混じります。これを何とか再現したいと試験を始めました。
製作風景
焼成前の写真です。上のマーブルを目指して3色の釉薬を使用してみましたが、釉薬が混じり、年輪のような細かな線が浮かびません。釉薬の粘度、生地との相性、釉薬の掛け方など検討材料はたくさんありますが、現時点では全くできる気がしません。
続く